2024年4月22日から2024年度のPPP入門講座がスタートしました。
過去最高のスタート時点で約430名のお申し込みをいただき大変ありがとうございます。(引き続きアーカイブ配信もあるのでスポンサーも含めて募集中です)
せっかくなのでnoteに少しまとめてみました。
===以下「まちみらい公式note」冒頭部分===
なぜやるのか?
現在、各地で公共施設マネジメントやPPP/PFIに関する書籍・セミナー等が溢れ、インターネットも含めれば非常に多くの情報を簡単に得ることができるようになっている。もちろんきちんとしたものも多いが、これだけ情報が多くなると必然的なことではあるが玉石混淆の状態となっている。
一般的なセミナーでは(悪い場合は発表者本人がその事例に関わっていない、担当者の声も聞いていない、現場にも行っていないにも関わらず)表面的に有名なプロジェクトの事業スキームを切り取るだけだったり、結果論としての事業スキームを長々と話したり、いまだにPFI法そのもの・VFMや事業手法比較表の解説をしたりするものも多い。
公共施設マネジメント系のセミナーではコンサルタントが「(有利な起債である)公共施設等適正管理推進事業債を活用するためには総合管理計画(の見直し)が必要ですよ、そのためには業務委託で計画を作りましょう」という本末転倒のなんだかなぁなものまである。
そして、それに純真無垢な自治体が引っかかり計画づくりの無限ループのまさに泥沼にハマっていく。
これまでnoteや拙著等で散々記してきたとおり、行政(とそれを取り巻く議会・市民等の環境)は驚くほど非合理的なものであり、その非合理的ななかで様々な意思決定がそれぞれの思惑のなかでされている。
理論・計画どおりに物事が進むなら誰も苦労していないし、計画どおりの結果が出るならまちも衰退することは絶対にあり得ない。
だからこそ、「どうやって非合理的な社会のなかで試行錯誤しながらやっていくのか?」を多くの自治体・民間事業者の経験知から伝えていく場が必要だと思い、毎年PPP入門講座を実施している。
特徴
リアルに「今、まちで何が起こっているのか」「問題の根幹は何か」「地方自治法や関連法令をどう使いこなしていくのか」「それぞれのプロジェクトはどう生まれて、なぜそうやっているのか」等を、教科書的ではない形で解説していくのが、入門講座の大きな特徴となっている。
例えば一部でオワコンと揶揄されている指定管理者制度は「決して代理執行・コスト削減の方法でもなく、非常に自由度の高い仕組み」であることなどを、事例から読み解いていく。
===続きはまちみらい公式note===
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