最近の出来事

最近、首長選挙や外部の横槍によって既契約案件(の本年度分)やこれからの案件が契約できなくなるなど、行政あるあるだが非合理的な事象が身の回りで複数発生し、個人・会社としてとしても振り回されている。
現在の主たるビジネスモデルが浮き沈みの激しいものなので、ある程度は受け入れるしかないが、そのなかでもできることを考え試行錯誤していくしかない。
そして、こうした場面に数多く直面しても解決していくこと・乗り越えていくことでこれらは全て経験知に昇華することができ、結果的に個人のメンタル・スキルだけでなく会社の経営基盤も強くなっていくはずだ。
そのチャンスを得ていることは間違いないので、形勢逆転を図っていく。第一歩としてまちみらいのスタンス(一般的なコンサルタントとの違い)をnoteにもまとめておこう。

●自分たちで創る

(オーダーメイド型)
少子・高齢化、中心市街地の衰退、空家や空き店舗、公共施設やインフラの老朽化・陳腐化などの課題は、多くのまちが抱える共通課題であるが、その程度や影響範囲などは当たり前であるが、それぞれのまちによって異なる。同時に文化・歴史・風土や地域コンテンツ・プレーヤーなども固有のものであり、「誰が・どのように」その課題にアプローチするのかも個別解でしかない。しかも、これら全ての課題にはどこかにゴールがあるものではなく、まちが常に新陳代謝している以上、常に向き合って試行錯誤し続けるしかない。
ポテンシャルを活用していくプロジェクトも同様に、マニュアル通りにできるものでも先行事例を劣化コピーすれば結果が出るものでもない。

「こうすれば良い」があるわけではなく、オーダーメイド型で試行錯誤していかなければならないので、やはり自分たちのまちは「自分たちで創る」ことが必要になってくる。

(自分たちで創る)
行政の職員は「そのまちのプロ」であり、市民はそこに住んでいる。職員が途中で違う道に転職したり、市民も何らかの理由で他のまちに引っ越すこともあるが、そのまちの結果責任を取るのは「そのまちの関係者(職員や市民)」である。
だからこそ、真剣にまちへ向き合うことが必要であるし、特に行政職員はプロとして誰かのせいにするのではなく、結果を出していかなければいけない。
こうしたことがわかっていても、先日の能登地震に関連してNHKで報道されたように厳しい環境下でかつ「行政も人・金などのリソース不足」に陥っている現実がある。(非生産的なものも多いが)ルーティンワークに追われ、まちに向き合う時間が限られていることも多い。

だからこそ、「この時間はまちの未来を自分たちで創っていくための時間」を事前に設定し、システマチックに運営することが重要になる。例えば4時間/月の検討時間を確保するためには、関係者はそこに向けて各々が毎日10分の効率化していけば、既存の勤務時間の中で十分に時間は創出できる。
1年間の検討日程が事前に決定され共有されていれば、メンバーが毎回集結することも可能なはずだ。
そして、検討テーマも普段からまちと真剣に向き合っていれば「何が課題で・どうすれば解決できそうか」程度はプロとしてプレゼンできる。

このようにしてプロが集まる場で徹底的にディスカッションしていけば、自ずと「どう試行錯誤するか」は収斂されてくるだろうし、こうした場を通じて覚悟・決断でき、行動に結びつけていけるはずだ。

===続きはリンク「まちみらい公式note」===

https://note.com/machimirai/n/n26795b1e6e25

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