==■「議会のドン」による横暴==
●(九州)各地での異常な事態
八代市・福岡県・福岡市等で、議会と執行部の異常な関係が次々と表面化している。
八代市では、市政治倫理審査会が2025年12月、成松由紀夫市議について、中学校運動部の活動費と称して市長公室長に全庁的な物品販売や集金の取りまとめを依頼した行為を、市政治倫理条例に違反すると判断した(2026年にはこの議員が新庁舎建設を巡る官製談合事件で逮捕されている)。福岡県では、県職員による他会派の質問情報の「横流し」と議会質問原稿の作成が県自身の調査で確認された。さらに福岡市が実施したアンケートでも、議員の威圧的言動、職員による質問原稿等の作成、購入したくない政党機関紙の購読といった回答が明らかになった。
●SNSでの反発
こうした事実を見れば、SNSで「議会のドンはけしからん」と声を上げたくなるのは当然であるし、関連する非常に多くの意見がタイムラインに流れてくる。これまでの閉鎖的な関係・ブラックボックスが可視化され、批判の対象になること自体は健全であるし、庁舎内・組織内だけで処理されていた問題が市民の目に触れ、議会や執行部が説明を求められるようになった意義は大きい。こうした関係の中で苦しんでいた職員が少しでも救われる、関係を正常化していくためのチャンスができたことも有意義であろう。
●「あなたたち」はどうだったのか?
しかし、一方で現役・元公務員が、ここぞとばかりに「議員が悪い」「古い政治が悪い」とSNSで書き立て、コメント欄に「実はウチでも・・・」と書いたり、「どうにもならない人たちだから・・・」と逃げ口上を繰り返している姿を見ると違和感を持ってしまう。
こうした人たちは、これまで・あるいは在職中に一度も議員へ過剰な配慮をしたことがないのか。一般質問や討論の原稿を書いたことはないのか。特定の議員や会派だけに、他より早く、詳しく、内部事情まで説明したことはないのか。厳しい質問を避けるため、相手の顔色を見て答弁や質問の筋書きを整えたことはないのか。読みたいわけでもない政党機関紙を、議会対応への不安から購読した経験はないのか。
一度でもそのような行為をしたのであれば、少なくとも自らを無傷の告発者として演出する資格はない。まず、自分が何に手を貸したのか、自分も「そっち側」であったことを認めるべきである。「あの議員が怖かった」「上司に言われた」「昔からそうだった」「議会運営を円滑にするためだった」等、事実関係はそうだったかもしれないし、議会のドンや取り巻きが「どうしようもない人々」であることは事実だろうが、それは自らの責任を消す免罪符にはならない。
●自分の知っている人たちも
今回の件についてSNSで騒ぎ立てている人たちの中には自分の知っている人も多数いる。公務員時代の同僚だった職員(当時は隣の課の課長)も「けしからん」からはじまり御託を並べているが、あなたは議会に迎合している象徴の部長(※同じ部)の完全な手先だったし、あなたが委員会での討論原稿や一般質問の原稿を作っていた姿を何度も見ています。
この部長は自分にも「〇〇議員の一般質問、作ってやれ」「〇〇の賛成討論の原稿を明日までに・・・」みたいなことを何度か打診してきたが、「それは二元代表制のなかでやってはいけないからやりません」「そもそも流山市は自治基本条例・議会基本条例を持つまちだし、議会改革や行財政改革を政策の目玉としているまちですよね?」と問いただし、1回もこのレベルの低い世界に手を貸すことはなかった。
本稿で問いたいのは問題議員の人格だけではない。「議会のドン」と呼ばれる存在が、誰の行為によって力を得てきたのか、そしてその根底にあるのは「情けない執行部(の一部)」ではないかとのことである。
===続きはリンク欄「まちみらい公式note」===
https://note.com/machimirai/n/n1d9ffc95df73

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