ーーー■サグラダファミリアを見たい!が原点■ーーー
2025年度はありがたいことに大変多くの仕事をいただいた。
仕事の性質上、回数(日数)契約のものも多いので、全てを年度内にハメるよう早めに全ての日程を調整した。その結果として、ふとGoogleカレンダー見ると3月上旬のスケジュールが完全に空いていた(←この期間は行政が3月議会の真っ只中なので例年、割とヒマな時期になる)。
●テレビでたまたま
たまたまテレビでサグラダファミリアの特集をいくつかみた。
もちろん存在は知っていたし、100年以上も完成までかかることや異様とも思える意匠、鐘楼としての位置付け、鬼才扱いされるガウディなど漠然と興味は持っていたし、いつかは行ってみたいと漠然と思っていたなかで、せっかく訪れたチャンス。
サグラダファミリアが実在するのか、なぜこういうプロジェクトが行われるのか、それが行われているまちはどんな様子なのか。。。
知りたいことが山ほどあるので、実際に行くことにした。やはり「百聞は一見に如かず」
●視野を広げること
この業界で仕事をしていると、本当に多くすごい人たちに巡り合うが、そうした人たちの共通項は視野が圧倒的に広い・ドラえもんの四次元ポケット並みの「引き出し」を持っていることである。若いうちから日本国内は当たり前だが、世界各国を旅していろんな文化・歴史・風土や人たちに触れながら自らの知見・引き出しを豊かなものにしている。
自分も公務員を辞めてから約10年になるが、この間に日本の47都道府県は行ったことが少ないところでも5-6回は訪れており、そこでもいろんな文化や生活、方言なども含めて体験してきた。これも本当に貴重な経験知であることは間違いないが、世の中はもっと広いはずだ。
自分の生活してきたところとそれぞれの地方の違い等を比較することができるかもしれないが、世界というマクロな視点で見たら大事なことではあるが小さなことでしかない。
国内専用機ではなく、もう少し広い視野を持つことが今の自分に必要なことだろうと思い、今回(ほぼ海外DTでありパスポートもとっくの昔に切れていたが)思い切ってスペインに行くことに決めた。
ーーー■ガウディ建築ーーー
今回の大きな動機となったガウディ建築。
(建築は非常に苦手だけれど一応、建築関連で大学院まで出ていて資格も持っている。←何百回といろんな人たちから「建築だったんですか?」と聞かれているw)
ちょっとサグラダファミリアは膨大に書きたいことがあるので、大項目で別立てするけれど、事前にガウディ展に行ったりサグラダファミリアの彫刻を手がけている外尾悦郎氏の書籍も読んで基礎知識は身につけていった。
バルセロナには本当に多くのガウディ建築があるが、これらが比較的近接しており徒歩でも1日で複数見て回れるのも非常に魅力的である。
●カサ・バトリョ
まずはカサ・バトリョ。
これは既存建築物を購入したオーナーから依頼されて、内外装を大胆にガウディらしく改修したもので、現在で言えばリノベーションである。
外から見ると意外と道路に面している面積が小さく、同時にそれほど違和感があるものでもない。そして、バルセロナの市街地における建築物は(ほとんどが)完全に隣のものとくっついているw
写真にあるように全体としてウネウネしているけど、最下層まで光を取り入れる仕組みだったり、換気ダクトだったり、割れたタイルを再利用して曲面に合わせて装飾したりと、それぞれの説明を聞けば非常に合理的にそれぞれのパーツが構成されていることがわかる。
破砕タイルはこれまで廃棄されていたものをリサイクルして価値ある仕上材になっているし、ウネウネした曲面にも対応できる。これが本当の意味でのサスティナブルな世界である。
また、リノベーションにあたって設置した2つの吹抜けも採光・換気を合理的に行うための仕組みであり、タイルも上層部に行くに従って濃い色のタイルを活用し、吹抜け全体に均一の光が差し込むように工夫されている。
一見奇抜に見える意匠や色彩も「自然から学び」考え尽くされた合理的なものになっている。
ちなみに、見学通路は1階から屋上に向かって順次行くのだが、帰路の屋上から1階までの階段は隈研吾氏プロデュースになっていて、これも音声ガイドで説明してくれる(鎖を使っているのはサグラダファミリア等で用いられた「逆さ吊り実験」へのオマージュ?)。
続きはリンク「まちみらい公式note」
https://note.com/machimirai/n/nfe79826e7e5c

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