バーデハウス

沖縄県久米島町は、海洋深層水を活用した現在休館中のスパ「バーデハウス」の再生に向けたサウンディングを開始しました。

この案件は、弊社が「久米島町民間提案制度運用に関するアドバイザー業務」の一環として支援させていただいているものです。
今回のサウンディングの実施要領も、町の若手職員によるワーキンググループでテーマを区切りながら効率的に、かつ徹底的なディスカッションを繰り返しながらつくりあげたものです。

だからこそ、その序文(はじめに)では次のように力強く記されています。

”久米島沖の深海612mから汲み上げられたミネラル分を多く含む海洋深層水を100%利用した、世界初の温浴施設「バーデハウス久米島(以下「バーデハウス」という。)」。バーデプールには心身のリラクゼーション効果が期待されるアクアマッサージやミストサウナ、オーシャンビューのホットタブから見渡す水平線、トリートメントルームではアロマを使った南国ムード漂うエステ。そこには非日常的な空間とゆっくりとした“島”時間が流れていました。
平成16年の開館以来、久米島観光の目玉として、また、町民の憩いの場として多くの方々を魅了してきたバーデハウスは設備の劣化とコロナ禍のあおりを受け、昨年10月、惜しまれつつも一時休館となりました。
久米島町にとってかけがえのない存在となっていたバーデハウスをなんとか蘇らせたい!再生を求める声は日に日に強くなり、このプロジェクトは始動しました。プロジェクトの始動にあたり、久米島町役場では若手職員で構成するワーキンググループを立ち上げ、バーデハウスやその周辺環境の将来像やビジョン、コンセプトについて検討会を重ねてきました。そこでは「島の持つ魅力や地域の観光資源と組み合わせた新たなサービスの提供」や「非日常が味わえるプレミアムな空間の創 出」、「エリア分けをしたうえで島の人たちの憩いの場も必要」、「民間が持つチカラを最大限活用し、これまでにはない付加価値を提供」など、様々な意見が出され、少しずつバーデハウスが目指す将来像が見えてきました。これを踏まえ、久米島町では民間活力の導入によるバーデハウス再生に関する可能性を調査することとしました。”

バーデハウスは見出しの写真や本文の動画にもあるように、オーシャンビューの絶景をみながら豊かな「島時間」を過ごせる本当に素敵な場所です。ここを訪れた瞬間、この強烈なポテンシャルと久米島の豊かな地域コンテンツを活かせば、このプロジェクトは絶対に成功できると確信しました。

そして、今回のサウンディングについては日経BPの新公民連携最前線でも取り上げていただいています。

【日経BP_新・公民連携最前線】

久米島町、コロナ禍で閉じた温浴施設の民営化を目指しサウンディング

詳細についてはまちみらい公式noteでご覧ください。

【まちみらい_公式note】

【活動報告】久米島バーデハウス再生サウンディング開始_新公民連携最前線に掲載されました

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